ドライバーレポート【6】


平成28年3月某日

歌舞伎町の食堂「ごはん処 鉄人」

           

 今宵は新宿のゴージャスカラオケで宴会。
ピンクコンパニオン宴会ですので、あえて名前は伏せます

ゴージャスカラオケというのは本当にゴージャスで、部屋も料理もしっかりしていて、店員教育もしっかりしていて。。。田舎の郊外にある素朴なカラオケ(これはこれでいいんですよ!)や、同じ新宿でも駅前に乱立していて客引きのおにーちゃんがウロウロしていたり、ドアがガラス張りだったり防音がしっかりしていなくて隣の部屋のへたくそな歌が聞こえてきて興ざめ。。。。ってなことがないお店です。ゴージャスな割には値段は良心的。ちょっと前はすごく高かったんですけど、時代ですかねえ。

今日の新宿ゴージャスはカラオケ新宿区役所の並びで、歌舞伎町のチョー繁華街の真っ只中

3年ほど前までは新宿、渋谷、少し落ちて池袋、上野というのが日帰り宴会(とくにカラオケ宴会)の主流だったんです。
新宿歌舞伎町は特別な街でした。ゴジラもいなかった。

今は圧倒的に六本木。六本木という町は、いつの間にか巨大な街に進化して、特に若いお客様はまずとにかく六本木。お隣麻布の個室ダイニングを予約して派遣依頼というのも多い。おじさんはついていけない。皆さん、オシャレですね。。。
六本木の町を歩いている女の子もきれいな子が多く、わがコンパニオンたちは負けてしまうんじゃないかと正直思うことも。でも、町を歩いているおねーちゃんたちは裸になってくれませんからね
ドンチャン騒ぎして宴会なんか、してくれませんからね。。。

話はさておき、今日は懐かしの新宿歌舞伎町。
深夜になっても人通りが絶えない歓楽街だが、客引きがあまりに多くなり、ボッタクられる被害が増えたため、区と警察が取り締まりを強化し、現在ではほぼ安心して歩ける街になっている。
もっとも、店頭での声掛けまでは禁じていないので、クチグルマに乗って店に入るのは危険であることに変わりはない。
 いつもの通りコンパちゃん達を部屋に入れて、私は食事である。
バッティングセンターの近くの食堂を覗く。店頭の食品サンプルで「カキフライ定食」をみつけ、久しぶりに食べたいと思って店内に入った。
時間は21時30分。店内には2組の先客のみで、ガラガラ状態だ。
一人なので大きなテーブルに陣取っては悪いと思い、向かい合わせ二人用の席へ。
そこへ中東系と思われる店員がやってきて、
「ショッケン、ショッケン」という。
そうか、食券を買うシステムの店なのだなと理解して席を立つ。
券売機の前に立つと、おや? カキフライのボタンが見当たらない。
目についたのが「坦々麺」。
ま、それでもいいかと、ボタンを押す。
 ゴマ風味のスープにひき肉をトッピング、ラー油を効かせた定番ラーメンであるが、
味は店毎に大きく違う。この店は台湾風細切り麺で、ラー油の辛さを抑え気味にしており、
商品としてはまずまず好感の持てる仕上がりであった。
定食を注文すれば、ご飯はおかわり自由という設定もいい。
気軽に入れる安心の定食屋だ。

結果的に、一時間の延長。
さすが今日は強力リーダーだけある。
宿泊宴会は延長に持っていきやすいが、正直、日帰り宴会は延長をとりにくい。延長でかかる会場の費用をお客様が負担していただくせいもあるのだろうか
六本木族はなかなか延長してくれず、「ポッキリ」の場合、または最初からお得な180分コースを依頼する、しっかりものの幹事さんも多い。
さすが新宿のお客様。
ご延長、ありがとうございました

                                 綾小路 誠

 

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