ドライバーレポート【25】
多勢に無勢・・・・ピンクコンパニオンの人数について何人のお客様に対してコンパニオン1名つけるか、というのは大切な問題です。
まあ宿泊か日帰り宴会かとか、宴会の規模にもよるのですが、一人のピンクコンパニオンがちゃんと仕事してお相手できるのは、4.5名のお客様が限界だと思います。
ピンクコンパニオンはコンパニオンですので、お客様の飲み物を作ったりお酌をしたり、たばこに火をつけるのも仕事です。もちろん会話のお相手もしますし、ピンクコンパニオンですから裸になったりおさわりされたりするのも仕事です。となると、あまり多くのお客様の面倒をみることはできません。またお偉いさんや、グループの中でもわがままなお客様がコンパニオンを独占して、他の方は指をくわえてみているだけ、ということになりかねません。それでは一部の人のためだけの宴会になってしまいます。
例外として、イベントのお手伝いの形で呼ばれることもあります。
ステージで裸になってもらいたい。サプライズ宴会で突然脱いでほしい。ゲームで野球拳をしたり、毛糸まきゲーム(セーターをぐるぐるほどいて裸になる)など。
その場合は50名様に4名のコンパニオンなんて場合もありです。宴会を楽しく盛り上げる仕事ですから、喜んで請負ます。ただ、お酌やいつものような濃厚なサービスはできません。
困るのはお客様の人数に対して明らかにコンパニオンの人数が少ないのに、過度のサービスを求められたときです。僕たちも予約をいただくときは必ずお客さまの人数を確認するようにしています。以前12名のお客様に対して屋形船でコンパニオン2名の依頼があり、「12名様に2名ではちゃんとしたサービスはできません」とお断りしようとしたのですが「お酒は僕たちが作ります!お酌もしなくていいです!裸になってくれるだけでいいんです」と言われお受けした時がありました。実際宴席に行ったコンパニオンの話では「お姫様のような扱いだった」と聞いて、ほっとしました。
でも先日大失敗してしまいました。急な予約で、お客様の手配した旅館での宴会だったのですが、うっかり人数をきくのを忘れてしまったんです。宴会にいく途中、女の子から「今日はお客様何人?」ときかれ、コンパニオン3名の依頼だからまあ10名様位だろうと思っていたら、実際は20名以上。しかも要求が激しくて、大人のおもちゃを大量に用意。本番やらせろとしつこくて、女の子は断るのが大変だったそうです。挙句の果てはサービスが悪いといわれ、延長もなし。帰りの車の中で、女の子に怒られっぱなしでした。無理もないですよね、大変な目に遭うのは女の子たちなんですから。。。あまりひどいときはマネージャーを呼ぶように言ってありますが、なんとか耐えてくれたようです。本当にごめんね。。。
幹事さん、うちの女の子たちはみんなサービスがよくて楽しい子たちばかりです。あまり乙女心を傷つけるような扱いや言葉はお願いだからやめてください。宴会はお客様とコンパニオンが協力して成功させるものなのですから