ドライバーレポート【62】
ついに大晦日ですね
忘年会もそろそろ終わりという29日、ある温泉のホテルで宴会がありました。リゾートホテルといえるような、大型ホテルです。
いつも到着時には幹事さんの携帯に連絡するのですが、温泉に入っているのか何度かけても応答がありません。
しかたなくフロントで、「〇山さんの宴会場はどこですか？」と尋ねると、ホテルの方が〇山さんを連れてきてくれました。
「宴会天国ですが、コンパニオンを連れてきました。入場前に、集金をお願いします」
お客様「えっ！カードで支払うことになっているけど」
「いえ、カードは使えません。あらかじめご説明していると思いますが・・・」
お客様「現金持ってないんだよ。カードでなきゃ払えないよ」の一点張りで、姿を消してしまいました。
一大事！なにしろホテルの手配も当社でしているので、お客様から宿泊代、コンパニオン代を合わせてお預かりし、精算することになっています。その金額、なんと43万円。あわてて会社に電話すると、
「コンビニでおろして来てもらえば？どうしてもだめならもう一度電話ください」
そういわれても、お客さんいなくなっちゃったし・・・・途方に暮れていると、さきほどの〇山さんが戻ってきました。手には予約の確認書らしい文書を持っています。
「会社の名前が違う！あんた、誰！？」
あんた誰、はないよなぁ
そこへもう一人の男性が現れました。
「あ、コンパニオン会社の方！？待ってたんだよ。電話に気づかなくてすみませんね。〇山です」
なんと、同じ姓の幹事さんがいて、ふたつの宴会でそれぞれコンパニオンを呼んでいたのでした
フルネームで確認すればよかったのですが、ホテルの方が連れてきてくれたのですっかりうちのお客様だと信じてしまったのです。
暮れの渋滞の中、遠路はるばるピンクコンパニオンを連れてきたのに、もしかしてこのまま帰るのかな～と、ひやひやドキドキのできごとでした。
皆様、2016年も本当に多くのご用命、ありがとうございました。
よいお正月をお迎えください。
新年の電話受付は1月4日10時からとなります。メーるでのお問い合わせは休まず受け付けております
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