ドライバーレポート【28】
屋形船宴会に行ってまいりました。ピンクコンパニオンが入れる屋形船というのは何軒かあるのですが、それぞれ個性があっておもしろいですね。でも共通して感じるのは大将のキップの良さと、しっかりしたおかみさんがついていること。一見亭主関白風の大将も、実はおかみさんにしっかり舵をとられている気がします。船宿は下町に多いので、江戸っ子気質というか古き良き日本の情緒みたいなものがあって、ピンクコンパニオン宴会でなくとも船宿の雰囲気ってなかなかいいモンです
さて、季節は夏。
屋形船宴会には一番いい季節ですね。猛暑の巷とはしばしおさらば、涼しい風の吹く波の上で夢の二時間半の宴会です。
船宿の前で待っていると、駅の方面から橋を渡って、今日のお客様とおぼしき方々が近づいてらっしゃいました。若い・・・・・皆さんTシャツ&短パンのラフないでたち。20代~30代半ばといったご年代でしょうか。
お客様が早めに見えたので、先に乗船していただき、コンパニオンは簡単なミーティングのあと入場です。船頭さん曰く、「今日のコンパニオンさん、レベル高いですねー。この間お客さんに頼まれてピンクコンパニオン呼んだけど、ひどくて散々怒られちゃったんですよ」
なんとうれしいお言葉。実はこの宴会と同じ日程で急きょ一本宴会が増えたので、6名中2名変更。平均年齢が若干あがってしまったので気になっていたのです。
2時間半たって、お客様と女の子たちが帰ってまいりました。乗船時間が決まっているので、延長しづらいのが屋形船宴会の残念なところ。車でカラオケボックス等に移動しての延長となりますから、盛り上がった気分が下船とともにもり下がってしまい、なかなか延長とはいきません。(はじめから3時間の船もありますので、延長の可能性がある場合はそちらをお勧めします。料金もお得です)
お客様たちを見送って車の中で。あるコンパニオンが「私のブラジャーなくなっちゃった。コスチュームの中に紛れているかもしれないから見ておいてください。」
翌日、使用したコスチュームのバッグを点検してもブラジャーは入っていなかったとのこと。
そこでふと、思い出しました。
下船の際、幹事さんがメンバーの皆さんに「パンティーとか持ってきたヤツはいないだろうな」と言っていたこと。あれは冗談だったのか、それともマジ?
使用済みコスチュームの中に女の子の下着が入っていることはありませんが(身に着けて帰りますからね)、まれにお客様の衣類が紛れていることがあります。パンツ、シャツ、ネクタイ、Yシャツ・・・。
まあパンツやシャツは奥様に見つかって問い詰められなければそれですみますが、Yシャツを忘れてどうやって帰ったのか?ほんと、ピンクコンパニオン宴会は何が起こるかわかりません。