ドライバーレポート【16】

何千回に及ぶ宴会の中で、一度だけ宴会が中止になったことがあります。

そのお客様は、いつもご自分で会場となるホテルを手配されていました。
ピンクコンパニオンOKの宿は少ないのに、毎回いろいろな地域で値段も手ごろな宿を探してくるので、ぼくたちはいつも感心していたんです。
そのときは群馬県だけど豪勢な舟盛が名物の小さな宿をみつけてきました。
「どんな立派な舟盛だろうね」って、僕も女の子たちも楽しみにして会場に向かいました。
話の通り群馬の山の中とは思えない立派な舟盛で、写真を撮らせてもらったりして、楽しい宴会の始まり始まり。。。。。。のはずでした

が、しばらくして宿の方が、女の子が裸になっていることに気が付きました。そしてそんなことされたら困る、出て行ってくれ、と言いました。女の子が退場すればすんだことなのですが、納得のいかないのが幹事さん。「てやんでえ(と、言ったかどうかはわかりませんが)、こんな失礼な宿に泊まれるか、俺たちもでるぞ」と、早々にチェックアウト。豪勢な舟盛を残して、コンパニオンもお客さんたちも退散です。
結局途中まで車の中で別れを惜しんで、分かれ道でさようなら。
後日、あらためての宴会となりました


 

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