ドライバーレポート【151】
＜埼玉某所で、コンパニオン宴会＞
埼玉県の某所で、コンパニオン宴会を頼まれました。
東武線沿線にある、しゃぶしゃぶ料亭での宴会です。
現地に行くと食べ放題プランのある大きな飲食店で、その中のＶＩＰルームでの宴会とのことでした。
和服姿の男性に「こちらへどうぞ」案内されて、部屋に入ると、奥の床の間の前に、主賓の社長が座っていました。
「あちらが社長さんです」と、紹介されました。
集金して領収書を渡そうとすると、またまたその男性が、「あ、私が」とすかさず対応します。こまごまとした案内はすべてその人が仕切っているようでした。
誰だろうと思いましたが、どうやらその男性はいわゆる「幇間（ほうかん）」の様でした。
落語などで耳にしたことはありますが、ピンクコンパニオン宴会で競演？するのはもちろんのこと、本物を見るのは初めてです。
気は利くし人当たりはいいし明るいし、なかなか大変な仕事です。
コンパニオンを案内して、座敷に入れます。
まず、社長の乾杯から、宴会のスタートです。
さきほどの幇間さんが慣れた雰囲気で仕切っていきます。
私は、そこで宴会の会場から離れたのでその後の様子は残念ながらわかりません。
帰って来たコンパニオンの話しによれば、社長を始め大変和やか雰囲気の中で、コンパニオン遊びを楽しまれ、幇間も含めて座が大変盛り上がり、社長がご満悦との事でした。
この会は、忘年会を兼ねたグループ会社の懇親会の意味もあり、大変喜ばれたと、コンパニオンのリーダーも喜んでいました。
ただ、仲居さんの出はいりが多く、ＶＩＰルームの外のバイキング会場にはご家族連れも多かったので、本命のお色気攻撃が出来なかったと、リーダーが悔やんでいました。
シースルー程度の 脱ぎとソフトタッチ位のサービスだったようですが、宴会シーズンでハードなサービスを要求されるお客様で疲れがたまっているコンパニオンたちにとっては、久々にホッとできる宴会でした。
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